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CATEGORY

小説

  • 2023年6月16日
  • 2023年7月22日
  • 1件

歴史ノンフィクション小説 その後の芳一 【第5話】

 薬菜は自分のすぐそばに座っている「芳一」という坊主が気になって仕方がなかった。笠を深く被っている為、目元がはっきり見えている訳ではないが、芳一が目を開けているのを一瞬たりとも確認することができず、どう見ても目をつぶっているようにしか見えない。普通の人であればキョロキョロと周辺の景色を見たり、飛んで […]

  • 2023年6月11日
  • 2023年7月22日
  • 0件

歴史ノンフィクション小説 その後の芳一 【第4話】

 文治元年(1185年) かつて栄華を極め権勢を誇った平氏は、源氏との戦いの末、壇ノ浦に破れ滅亡した。平家一門の深い怨念はいつまでも消えることはなく、言霊《ことだま》となり戦地となった場所に彷徨い続けた。やがてその言霊は怨念が強すぎるが故に生前の姿として現れるようになり、死人として蘇った平家の者たち […]

  • 2023年6月10日
  • 2023年7月22日
  • 0件

歴史ノンフィクション小説 その後の芳一 【第3話】

 続けざま、男に背を向けていた坊主がふいに反転して錫杖の先端で、男の体を大きく切り裂いた。 「グエーッ!」  男は絶叫しながら地べたにひざまづき、肩で息をしながら坊主を見やった。 「貴様・・・俺が・・・平氏の者と知ってのことか・・・?」 「もちろん、知っている。お主、平知度《とものり》であろう」 「 […]

  • 2023年6月4日
  • 2023年7月22日
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歴史ノンフィクション小説 その後の芳一 【第2話】

 背中に手を廻して箙《えびら》の様な筒に入っている両節棍を取り出し「ヒュンヒュン」と、音を立てて振り回しだした。男はあざ笑うかのように口元に笑みを浮かべている。薬菜は逃げていた時とは一変して紅潮した怒りに満ちた顔で男に突進し、飛び上がりながら手にした両節棍を男の顔めがけて思いっきり振りかざした。しか […]

  • 2023年6月3日
  • 2023年7月22日
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歴史ノンフィクション小説 その後の芳一 【第1話】

鎌倉期-寛喜二年(1230年)   富士川の河川沿いの土手道を一人の男が歩いている。土手沿いには菜の花があちこちに咲き乱れ、河川敷の石ころだらけのつまらない景色に華やかな彩りを加えていた。菜の花が放つ独特の香りは春を感じさせ、川の水と同様に山から流れ込む風が、その春の匂いをあたり一面にまきちらしてい […]